このページで学べること

顧客ベースに関するインサイトを提供し、パーソナライズされた購読体験を作成できる、効果的かつ高度なセグメンテーション戦略をご紹介します。

セグメンテーションを使用すると、顧客に関する詳細なインサイトを得られるため、データを基に的確なマーケティング戦略を策定できます。セグメントビルダーは大きな効果を発揮するツールであるため、セグメンテーションの基本に精通しているお客様でも、活用を極める価値があるはずです。

このガイドでは、顧客の行動に基づき、顧客を戦略的にグループ化する方法について学びます。最終的には、セグメンテーションの上級スキルを身に付け、メールや SMS、サインアップフォーム、ソーシャルメディアを通したエンゲージメントを高め、データをより深く分析できるようになります。

始める前に

このガイドでは、セグメンテーションのより高度な使用例とベストプラクティスについて説明します。開始する前に、セグメンテーションの基本(エンゲージメントあり、エンゲージメントなし、および VIP セグメントの例など)の再確認が必要な場合は、セグメントのスタートガイドを必ずチェックしてください。

フォームでのセグメントの使用についても説明するため、サイトでサインアップフォームを有効にしておくことをお勧めします。サインアップフォームは、Klaviyo.js というコードスニペットによって有効になります。多くの場合、E コマースプラットフォームと Klaviyo を連携すると、このスニペットが自動的にインストールされます。

セグメントを使用してビジネスのパフォーマンスメトリックを分析するには、すでにアカウントにデータがある必要があります。[アナリティクス>メトリック]ページで、外部連携のメトリックが表示されます。そうでない場合や、始め方の再確認が必要な場合は、メトリックのスタートガイドをご覧ください。

セグメントで予測分析を使用するには、Eコマース外部連携、または注文データを送信するKlaviyo API、少なくとも180日分の注文履歴、過去30日以内の注文、注文を確定した顧客が少なくとも500人、そして3回以上注文を確定した顧客が一定数必要です。これらの要件では、注文の確定データが使用されます。詳細については、Klaviyoの予測分析についてをご覧ください。

FacebookおよびInstagramの広告の例を使用するには、Meta Ads外部連携を接続し、セグメントをカスタムオーディエンスに同期します。設定手順については、オンライン広告キャンペーンの高度なターゲティングをご覧ください。

使用したい戦略の前提条件を満たしたら、開始する準備は完了です。

高度なセグメンテーション

セグメンテーションを使用すると、行動、興味、個人の特性に基づいてオーディエンスをグループ化できます。セグメントは一連の条件によって定義され、通常は以下の目的で使用されます。

  1. ターゲットを絞ったキャンペーンの送信
  2. メールフローのトリガー
  3. パフォーマンスの分析
  4. サインアップフォームの強化
  5. ソーシャルメディアを使ったターゲット広告

メールおよび SMS 向けセグメンテーション

セグメントのメンバーシップによって、メールマーケティングまたはSMSマーケティングが購読されることはありません。これらのセグメントを使用してメッセージを送信する前に、適切なチャネルの受信可否条件を含めてください。マーケティング受信の可否条件では、メールマーケティングまたはテキストメッセージマーケティングを受信できるプロファイルを特定できます。メールの場合、受信可とは、そのプロファイルが送信抑制済みではないことを意味します。必ずしも購読していることを意味するわけではありません。SMSの場合、オプトインが必要です。

以下の 7 つのセグメントを使用して、メールと SMS のパフォーマンスを向上できます。

  1. クロスセル セグメント
  2. 位置情報に基づくセグメント
  3. 商品およびブランドに特化したセグメント
  4. エンゲージメントティア セグメント
  5. チャーンリスク セグメント
  6. 平均注文額(AOV)セグメント
  7. 特別な祝日イベントで購入する顧客セグメント

クロスセル セグメント

クロスセル セグメントは、特定の商品を購入したことがあるが、関連商品は購入していない個人をグループ化したものです。例えば、夏用のタンクトップを中心としたキャンペーンを作成したい場合、広告を配信するのに適したセグメントは、夏用のショーツを注文したユーザーです。このクロスセル セグメントを以下の条件で生成します。

cross sell.jpg
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位置情報に基づくセグメント

また、位置情報に基づくセグメントを使用して、特定の場所に関連するコンテンツを関心の高そうな人に送信することもできます。例えば、北米全域で冬用ジャケットを販売するビジネスを営んでいる場合、特に冬が厳しい地域の顧客にターゲットを絞ることができます。冬用ジャケットという特殊性から、このセグメントにはニューイングランドとカナダの顧客を含めることになるでしょう。

このセグメントを作成するには、「プロパティ情報」 を選択し、セグメントの対象となる州、地域、国を追加します。これにより、北米の寒冷な地域に住む人をターゲットにするようにオーディエンスを調整し、冬が近づくにつれて、より有意義なキャンペーンを送信できるようになります。

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この例では、条件の間にORを使用していることに注意してください。プロファイルが含まれるには、これらの場所のうち1つに一致するだけで十分です。複数の地点のいずれにも該当しない人を見つけるには、否定条件をANDで結合し、各プロファイルがそのすべてを満たすようにします。セグメントを作成する際は、ORでは少なくとも1つの条件が真である必要がある一方で、ANDではすべての条件が真である必要があることを覚えておいてください。

位置情報に基づくセグメントで AND と OR の重要性を視覚的に強調した例を以下に示します。この場合は、米国やカナダにいる人ではなく、いない人を見つけたいので、AND が正解となります。

An infographic indicating that the correct connector for this location-based segment is AND (exclusive), not OR (inclusive)
An infographic indicating that the correct connector for this location-based segment is AND (exclusive), not OR (inclusive)

位置情報に基づくセグメントは、特にイベントを宣伝する場合など、特定の場所の半径内にいる人々をターゲットにしたり、GDPR の影響を受ける EU 域内の顧客を特定するなど、地域の法律や規制に基づいて対象顧客を絞るのに役立ちます。

商品およびブランドに特化したセグメント

商品またはブランドに特化したセグメントとは、特定の商品または商品タイプに基づきサイトを訪問した顧客を分類したものです。これにより、興味別にオーディエンスを絞り込み、その人たちに特にアピールするコンテンツを作成できます。

位置情報でニューイングランドに住む顧客にターゲットを絞った後、フットボールをテーマにした商品を販売するとします。女性用のニューイングランド ペイトリオッツのアパレルを購入するためにサイトを訪問する人のセグメントを作成できます。

Klaviyo の性別予測アルゴリズムは、顧客のファーストネームと国勢調査のデータを使用して、男性の可能性が高いか、女性の可能性が高いか、あるいは性別不明かを予測します。予測した性別は推定であるため、ターゲットを絞ったコミュニケーションを使用する場合は、両方の性別向けの情報をある程度含める必要があります。

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セグメントの細分化に使用できる顧客特性は他にも多数ありますので、興味のある条件や、ストアにより適した条件を自由に試してみてください。

また、プロファイルに独自のカスタムプロパティを追加することで、Klaviyo のデフォルトオプションよりもさらに詳細なセグメントを作成できます。Klaviyo プラットフォームのデフォルトにはないカスタムプロパティの例として Favorite Color があります。お客様からこうしたデータを得るには、サインアップフォーム内で尋ねることを検討してください。

エンゲージメントティア

次のレベルでターゲットを絞った送信を行うために、エンゲージメントティアを作成することもできます。エンゲージメントティアとは、エンゲージメントありとエンゲージメントなしのセグメントをそれぞれ作成するだけではありません。単一の標準的なグループ化を行うのではなく、中間に複数のレベルを追加します。例えば、過去4か月以内に購入した最近の顧客や、4~13か月前に購入したほぼ休眠状態の顧客に焦点を当てることができます。購入頻度を考慮して3回以上購入する人をターゲットにしたり、購入金額全体に基づいてセグメント化したりできます。

iOS 15、macOS Monterey、iPadOS 15、watchOS 8 のリリースに伴い、Apple Mail Privacy Protection(MPP)によりトラッキングピクセルがプリフェッチされるようになり、この変更にともない Klaviyo が受け取るメール開封率データが変わりました。この変更によって、開封率の上昇が予想される点に注意してください。
キャンペーン分析で iOS の開封数が多い場合は、個々の購読者セグメントで影響を受けた開封を特定することをお勧めします。

iOS 15 で Apple MPP による変更に備える方法について詳しくはこちら。

Nearly There セグメントは、このようにさまざまな条件を活用できる方法の 1 つにすぎません。これの条件は以下のとおりです。

Segment of nearly there profiles have who have engaged but not purchased
Segment of nearly there profiles have who have engaged but not purchased

「Nearly There」の顧客とは、コンテンツに対して積極的なエンゲージメントがあるものの、まだ購入に至っていない顧客を指します。このセグメントを作成する目的は、説得力のある理由を提供し、顧客を購入へと導くことです。このカテゴリーに該当する顧客をグループ化したら、ターゲットを絞ったコンテンツや、ウェブサイトから購入してもらうためのインセンティブを送ります。

チャーンリスク セグメント

その他、アカウントで用意しておくべき重要セグメントとして、チャーンリスク セグメントがあります。このセグメントは、購入またはエンゲージメントの履歴から、離脱しつつある可能性がある顧客をグループ化します。チャーンリスクのある顧客を対象に、再獲得キャンペーン(またはフォームやソーシャルメディアによるアプローチ)を展開し、ブランドに対するロイヤルティの復活を図ることができます。同様に、このプロセスを自動化するためのベストプラクティスとして、再獲得フローの作成もご参考ください。

このチャーンリスク セグメントの条件は以下のとおりです。

Churn risk segment
Churn risk segment

このセグメントで収集したプロファイルから、再エンゲージメントや商品価値の再認識が必要な顧客について、重要なインサイトを得られるでしょう。一度だけ購入する顧客が多い場合は、チャーンリスクのある顧客を多数抱えている可能性があります。その場合は、初回購入後の顧客維持にマーケティング活動を集中させます。

また、Klaviyoの顧客生涯価値の予測を使用して、今後の支出見込みが低い人を特定することもできます。詳細については、顧客生涯価値によるセグメント化に関する記事をご覧ください。

平均注文額(AOV)セグメント

セグメンテーションを強化するもう 1 つのベストプラクティスは、顧客を平均注文額でグループ化することです。そうすることで、どの顧客の購入金額が多い傾向にあり、どの顧客の購買金額が少ないかを可視化できます。この行動データを活用すると、顧客の予算やサイトで検索した商品に合わせて、最適なコンテンツを送信できます。

平均注文額の多い顧客に焦点を当てた例を以下に示します。

Average order value segment
Average order value segment

または、「特定の金額より平均注文額が低い」という条件を指定することで、平均注文金額の少ない顧客についても同じことができます。平均注文額の多いセグメントと少ないセグメントを使用し、消費傾向に基づいて、顧客をセグメント化し、それぞれに合わせてカスタマイズしたキャンペーンを展開しましょう。

特別な祝日イベントで購入する顧客セグメント

特別な祝日イベントで購入する顧客セグメントは、高収益と高い顧客エンゲージメントの両方につながる可能性があるため重要です。主な祝日の例としては、ブラックフライデーとサイバーマンデー(BFCM)、母の日、父の日、クリスマス、バレンタインデーなどがあります。

昨年のブラックフライデーセールで購入があった顧客のセグメントを以下に示します。必ず自社のセグメントで昨年の BFCM の日付を使用してください。

Holiday shoppers segment
Holiday shoppers segment

こうした顧客にアクセスし、今年のオファーや新製品の情報を送ったり、1 年前にブランドのどんな点に魅かれて商品を購入したか思い出すようなコンテンツを送りましょう。さらに、これを基にして、年間を通して再訪する顧客基盤をどのように構築できるかも考えます。BFCM の週末、次の休暇までの間の週末、およびそれ以降のメール(または SMS)の頻度について考えてみましょう。

祝日イベント用のセグメントは、イベント前後の送信戦略を実施する上で非常に重要です。データを生産的に活用し、高度にパーソナライズされターゲットを絞ったコミュニケーションを顧客に送信して売上を伸ばす絶好の機会です。この期間にパフォーマンスを最大化する方法について詳しくは、祝日イベントマーケティングのリソースをご覧ください。

フォーム向けセグメント

フォームは、主にウェブサイトへの登録に使用されますが、マーケティングへのオプトイン以外にもさまざまな方法で使用できます。さらに、セグメンテーションを使用して特定のフォームにターゲットを絞ることで、成長促進への新たな戦略の扉を開けます。

特定のリストまたはセグメントに表示するよう設定されたフォームは、Klaviyoが訪問者をメンバーとして識別した場合にのみ表示されます。また、訪問者はフォームのその他のターゲティング条件と表示条件も満たしている必要があります。

フォーム向けの主なセグメンテーション戦略には以下の 3 つがあります。

  1. 次回注文日の予測セグメント
  2. 顧客生涯価値セグメント
  3. 特定位置範囲内のセグメント

次回注文日の予測セグメント

次回注文日の予測セグメントを使用すると、次回の注文が行われると予測される時期に合わせて顧客をターゲティングできます。この例では、予測される次回注文日が今後2週間以内の人を特定しますが、これは任意にカスタマイズできます。

Expected date of next order segment
Expected date of next order segment

このセグメントを生成後、予測注文日の前後にメンバーをターゲットにして購入を促せるよう、新しいフォームを作成してください。オーディエンスを設定して公開するには:

  1. フォームエディタで、ターゲティング&行動 > ターゲティングを開きます。
  2. オーディエンスで、特定のリストまたはセグメント内のプロファイルに表示を選択してください。
  3. 特定のリストとセグメントを含めるを選択し、次回注文日の予測セグメントを選択します。
  4. 公開またはスケジュールをクリックし、今すぐ公開を選択してから、今すぐ公開をクリックして新しいフォームを有効化します。公開を妨げるエラーをすべて解決します。

顧客生涯価値(CLV)セグメント

別なアプローチとしては、フォームの設定を編集して、顧客生涯価値に基づいて訪問者をターゲットにすることもできます。以下の条件を追加して、顧客生涯価値の低い顧客を対象としたセグメントを作成します。

Customer lifetime value segment
Customer lifetime value segment

この例では、予測される顧客生涯価値が最大で 5 であることを条件にしています。つまり、このセグメントの顧客は、予測期間中に$ 5以下しか支出しないと予測されています。ブランドにとってこれらの数値をどのように設定すべきかを判断するには、顧客生涯価値(CLV)でセグメント化する方法についてのガイドをご覧ください。

デフォルトの予測期間は365日です。パーソナライゼーションまたはアドバンストKlaviyoデータプラットフォームを通じてカスタム顧客生涯価値(CLV)にアクセスできる場合は、別の予測期間を使用できます。顧客生涯価値(CLV)のしきい値を解釈する前に、設定を確認してください。顧客生涯価値(CLV)の予測期間を確認して調整する方法をご覧ください。

CLV セグメントを作成したら、この価値に特化したフォームを使用して、ターゲットを絞ったウェブサイトマーケティングを展開します。サインアップフォームの設定を編集し、顧客生涯価値に基づいて訪問者へのアプローチを変えましょう。

特定位置範囲内のセグメント

フォームにセグメントを適用するもう 1 つの方法は、プロファイルを指定した地点からの距離に基づきセグメント化し、セグメント化した顧客グループの近隣で開かれるイベントの案内と共に、サイト上で直接登録できるようにすることです。

正確な位置条件は、プロファイルの市区町村、都道府県、または国と一致します。指定した地点からの距離条件では、プロファイルに保存されている位置情報を使用して、郵便番号の半径内にいるユーザーを見つけます。使用可能な位置データがないプロファイルは、条件を満たしません。これはイベントのプロモーションに役立ちます。イベントが開催される都市や州の外にいても、近くにいる人が登録する可能性があるためです。ボストンから 30 マイル以内の顧客セグメントの例を以下に示します。

Proximity to location segment
Proximity to location segment

指定した地点からの距離を基にセグメントを生成した後、このセグメントをターゲットとするサインアップフォームを作成し、近くのイベントに登録するよう促せます。

このフォーム戦略を導入することで、適切なオーディエンスに向けてイベントを案内でき、参加者を獲得できる可能性が高まります。また、年齢や性別、一般的な関心事項に基づいて、電子書籍へのリンクやその他のプロモーションオファーを宣伝することも可能です。

分析向けのセグメント

セグメンテーションは、自社ビジネスに関する洞察を得て、Klaviyo アカウント内のオーディエンスを健全な状態に保つためにも極めて重要です。セグメントは自動的にリアルタイムで更新されるため、いつでも簡単にオーディエンスの状況を把握できます。

24 時間ごとに更新される相対時間条件付きセグメントについて詳しくはこちら。

アカウント内の顧客データを分析するのに役立つセグメントは、以下の 3 つです。

  1. 顧客生涯価値セグメント
  2. ランダムサンプル
  3. ソフトバウンス頻発セグメント

顧客生涯価値(CLV)セグメント

顧客生涯価値セグメントは、顧客生涯価値予測期間にわたって、現在の顧客からの売上を推定するのに役立ちます。デフォルトの365日間の期間では、予測値を合計すると、今後1年間の予測収益の合計が算出されます。カスタムの予測期間を使用する場合は、合計は代わりにその期間を対象とします。これにより、同じ期間に合わせて、ビジネス戦略や成長目標を計画しやすくなります。

このセグメントを作成するために必要な唯一の条件は、以下に示すとおり、全期間で少なくとも1回注文を確定していることです。

CLV segment to export CLV data
CLV segment to export CLV data
  1. このセグメントを作成したら、[セグメントの管理]を開き、[CSVにエクスポート]をクリックしてください。
  2. 収益の計算には、予測顧客生涯価値を選択します。より詳しい情報として、利用可能な場合は、過去の顧客生涯価値、総顧客生涯価値、予測注文回数、平均注文間隔(日数)、チャーンリスク予測も選択できます。UTM Mediumは任意の獲得コンテキストであり、顧客生涯価値の値ではありません。
  3. エクスポートを開始をクリックし、CSVがダウンロードされるまでお待ちください。
Select CLV metrics
Select CLV metrics

このCSVファイルで、予測顧客生涯価値列のすべてのセルを合計すると、予測期間における予測収益を確認できます。

この売上予測には、エクスポート後に獲得する顧客は含まれません。予測期間中に現在の顧客ベースが支出する金額を推定します。この情報を活用してビジネス戦略を調整し、その期間の計画を立てることができます。これを使用して、財務目標を達成するために新規顧客からどの程度の収益が必要かを判断したり、支出予算を作成したりできます。

ランダムサンプル

もう1つのベストプラクティスは、キャンペーンやフローを送信したい大規模なリストまたはセグメントから、ランダムサンプルを作成することです。サンプルは、別の静的リストになります。より幅広い対象に送信する前に、少人数のオーディエンスでコンテンツをテストするために使用できます。コントロールグループに対する影響を測定するには、その比較グループを別途確保する必要があります。サンプルを作成しても、比較グループが自動的に作成されるわけではありません。

  1. セグメントのセグメントを管理メニューを開き、ランダムサンプルを作成をクリックしてください。
  2. リスト名と、サンプルサイズに含めるプロファイル数を入力してください。
  3. リストを作成をクリックし、サンプルリストが表示されるまで待ちます。
Sample segment members
Sample segment members

セグメントから抽出したプロファイルのサンプルにキャンペーンを送信し、そのパフォーマンスを継続的に確認します。それにより得た結果は、コンテンツをより大きな顧客ベースに送信する前に、コンテンツの効果を可視化するのに役立ちます。このサンプルリストの開封率、クリック率、コンバージョン率の成果によっては、メールを調整したり、オーディエンスを再定義したりすることをお勧めします。一方、サンプルリストで非常に良い結果が得られた場合は、自信を持ってキャンペーンをより大規模なオーディエンスに送信できます。

ソフトバウンス頻発セグメント

ソフトバウンス頻発メールのセグメントは、メールデリバビリティのモニタリングに役立ちます。ソフトバウンスメールとは、受信トレイが一杯であったり、受信者のメールサーバーが一時的にダウンしていたなどの、一時的な理由でメールを受信できなかったメールアドレスのことです。バウンスが繰り返されると、デリバビリティに悪影響を及ぼす可能性があります。Klaviyoでは、過去2年以内にソフトバウンスが7回連続した場合にプロファイルを送信抑制します。正常に配信されると、連続回数はリセットされます。

このセグメントを使用して、継続的にソフトバウンスしているプロファイルを特定し、送信対象から除外するか、リストをクリーンアップしてください。セグメントを作成するだけでは、メッセージの送信は停止されません。このセグメントには以下のような条件を推奨します。

Chronic soft bounce segment
Chronic soft bounce segment

これらの条件に基づきセグメントを作成することで、到達性の向上に早期から取り組めます。例えば、このセグメントの対象となるプロファイル情報を元に、送信先を更新できます。セグメントビルダーがデリバビリティのモニタリングにどのように役立つかについて詳しくは、デリバビリティ パフォーマンスのモニタリング方法をご覧ください。

広告向けセグメント

セグメントを使用すると、Facebook、Instagram、Google 広告などのオンライン広告のレベルを上げられます。オンライン広告キャンペーンの高度なターゲティングやリードの分析にセグメントを使用しましょう。

ソーシャルメディア(SNS)で活用できるセグメントには以下の 3 種類があります。

  1. クロスチャネル セグメント
  2. 最近の購読者セグメント
  3. 元 VIP セグメント

クロスチャネル セグメント

ソーシャルメディア、特にMeta Ads外部連携で使用できる最初のセグメントは、クロスチャネルセグメントです。クロスチャネル セグメントは、その名前の通り機能します。つまり、メールキャンペーンや特定のフォームなど、SNS 以外のアプローチをに基づきオーディエンスをセグメント化します。次に、このセグメントを使用してSNSでも同じ人々をターゲットにし、すでに目にしているメッセージを、1つではなく2つのチャネルで届けることで強化します。

クロスチャネル セグメントの例を以下に示します。

Cross channel segment to identify profiles to target with social media
Cross channel segment to identify profiles to target with social media

ターゲットとするオーディエンスは、特定メールキャンペーンの受信者です。Facebook では、開封やクリックなどのインタラクションがあったのに購入には至らなかったメールを顧客に思いささせるような広告を表示できます。

これは、1 つのチャネルに集中することで押し付けがましい印象を与えたり、似た内容のメールを何度も送って顧客を圧倒したりすることを避けるためにも、メールを再送信するよりも良い方法と考えられています。複数のチャネルで同じメッセージに接すると、オーディエンスはブランドに親しみを感じ、ブランドの推奨商品を思い出すようになります。同時に、送信者も 1 つのチャネルに過度に依存することがなくなります。その結果、顧客が商品を購入する可能性が高まります。

最近の購読者セグメント

SNS アカウントとの同期に特に役立つ 2 つ目のセグメントは、最近の購読者セグメントです。これは、最近マーケティングにオプトインしたものの、まだ注文をしていない顧客を対象とします。彼らはすでにあなたのブランドに興味を示しており、購入する可能性が最も高いタイミングであるため、ターゲットとするのに適したオーディエンスです。

以下のスクリーンショットは、このセグメントの条件設定の例です。

Recent subscribers segment
Recent subscribers segment

Facebook や Instagram は、ブランドメッセージを再度伝え、そもそもなぜこのブランドとのコミュニケーションをオプトインしたのか、ユーザーに思い出させるのに最適なメディアです。

元 VIP セグメント

ソーシャルメディア向けセグメントのもう 1 例は、元 VIP のセグメントです。以前にブランドのファンだったグループが、メール(または SMS)にエンゲージしなくなった場合は、別のチャネルでリターゲティングを行い、再び注目してもらいましょう。ユーザーに特化したコンテンツで、ブランドのことを思い出してもらう必要があります。最終目標は、この離脱しかけているセグメントを再エンゲージメントさせることです。

このセグメントを作成するには、以下の条件セットを使用できます。数値は、自社のブランドに合わせて調整してください。

Former VIP segment
Former VIP segment

このセグメントをターゲットにした広告と固有の UTM タグを活用し、足が遠のいた顧客をサイトに呼び戻しましょう。メッセージの内容は、割引オファーの案内や簡単なリマインダーなどが考えられます。同じ UTM URL を基に、このセグメントをターゲットにしたサインアップフォームの作成も検討できます。

そのフォームを専用の再エンゲージメントリストに接続し、そのリストに追加されたときにトリガーされるフローを作成します。自動で送信したいメッセージをライブに設定します。すでにそのリストに登録されているユーザーは、フォームを再送信しただけではこのフローをトリガーしません。SMSメッセージを含める場合は、SMSの同意を別途取得してください。メールアドレスを入力しても、SMSの同意は得られません。リストトリガーのフローの作成方法をご覧ください。これにより、メール、SMS、ソーシャルメディア、フォームを統合して、顧客の再エンゲージメントを促進できます。

その他の例

SNS 向けセグメントを作成すると、キャンペーンやフロー以外にも顧客との接点を広げられます。同時に、セグメンテーションによりターゲットオーディエンスを絞り込めるため、顧客の心を掴めるコンテンツを使用してアプローチできます。

ソーシャルメディアのセグメンテーションに関するベストプラクティスの例は3つしか取り上げませんでしたが、メールやSMSで使用するセグメントの多くはFacebookやInstagramでも使用できる点に注意してください。例えば、カゴ落ち、再獲得、位置情報、再エンゲージメント、クロスセル、VIP などのセグメントを使用できます。

その他のリソース

  • フォームで成果を出せるセグメンテーション

    Klaviyo フォームを送信するユーザーと、その反応を確認するためのセグメントの作成方法をご覧ください。適切なセグメントを作成して分析することで、Klaviyo フォームを通じてアカウントに入ってくるユーザーについての情報を得られます。この情報により、どのフォームがオーディエンスに最も効果的かが分かり、時間の経過とともに顧客の行動やプロパティを分析できるようになります。

  • Facebook と Instagram で高度なターゲティングを有効にする方法

    Facebook と Instagram で高度なターゲティングを有効にする方法をご覧ください。高度なターゲティング戦略を使用すると、複数のチャネルで創造的に顧客をエンゲージできます。

  • AND と OR の違い

    AND コネクタと OR コネクタについて、また Klaviyo でセグメントやフローを設定する上でのこれら重要性について理解を深めましょう。これらのコネクタよって、セグメントに含まれる対象者や、フローメッセージが送信されるタイミングが決まります。このガイドでは、2 つの条件の違いと、適切なオーディエンスをターゲットにするためにどちらをどのような場面で使うべきかを解説します。

  • Create a VIP loyalty program
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